行政書士開業

【WEB集客初心者向け】行政書士のネット集客の基礎知識と始め方

この記事を書いた人

長島 雄太

NAGASHIMA行政書士事務所

行政書士兼ウェブマーケター。ナガシマガジン運営者。サラリーマンとして働きながらウェブマーケティング会社を起業し独立。更にその後、仕事をしながら5カ月の勉強期間で行政書士試験に一発合格し、行政書士事務所を開業。

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以前に書いた『行政書士がホームページで集客する前に“絶対に”知っておくべきこと!』の記事でも言っているようにネット集客についての基礎知識がない人が安易にネット集客に手を出すと業者の“カモ”にされてしまう可能性があります。

 

ただ、今の時代はネットからの集客は必須なので、WEB集客を上手く活用できるに越したことはありません。

 

この記事ではネット集客の初心者向けの基礎知識と始めたについて解説していきます。

ネット集客(WEB集客)を始める前に知っておきたい基礎知識

 

ネット集客とはWEB上に存在するしろいろなコンテンツ(Google・Yahoo!・ホームページ・ブログ・SNSなど)から自社のホームページにアクセスしてもらって人を集める事をいい、WEBを利用している人を集めるのでWEBマーケティングなどと呼ばれたりもします。

 

特に最近ではインターネット利用ユーザーの数が増えているので、何とかこの層にアプローチできないかと多くの人がネット集客に力を入れ始めています。

 

しかし、ネット集客をする上で、『なぜ、ネットで集客をするのか?』を明確にしておく必要があります。

 

なぜなら、ターゲット層によってはネットよりも看板広告やラジオCM、新聞チラシ、ポスティング、DMの方が効果が高い可能性もあるからです

 

ネットで集客(WEB集客)するメリットを理解する

ネット集客をするならネット集客のメリットをしっかり理解した上で利用する必要があります。

 

では、ネット集客のメリットは何かというと以下の2つです。

 

  • 場所に制約がない
  • 見込み客だけにアプローチ可能

 

まず、なんと言ってもインターネットの最大の特徴は場所に制約がないという点です。

 

ネットを利用することで全国各地から集客をすることができるので、それだけで単純に見込み客の絶対数が圧倒的に多いです。

 

しかも、ネットの1つの特徴ともいえるのが、見込み客にだけアプローチできるという点です。

 

これまでであれば看板広告やラジオCMなど、新聞チラシなどを使用して集客していた人も多いと思います。

 

これらの媒体を使った広告でも集約は可能ですが、全く関係のない人も対象として宣伝するので広告費にたいする費用対効果が低いです。

 

一方で、WEBを使用したネット集客であれば、依頼が貰えそうな見込み客のみに対してアプローチすることが出来るので費用対効果が圧倒的に高いです。

ネット集客(WEB集客)の種類は5つ

 

ネット集客と一口に言っても、その種類はいろいろあって、それぞれの種類によっても集客の方法や特徴が違います。

 

具体的には以下の5つの種類に分けられるます。

 

  • 自然検索流入
  • 有料検索流入
  • SNS流入
  • 外部サイトからの流入
  • 直接流入

 

自然検索流入

Yahoo!やGoogleなどで検索して自分のホームページにアクセスして訪問することを「自然検索流入」と言います。

 

注意点としては上記の画像の『有料検索』の部分ではなく、『自然検索』の部分からアクセスされる必要があります。

 

自然検索はSEO対策(検索順位で上位に表示させる対策)によって、検索結果での上位表示を目指し、アクセスを集めます。

 

有料検索流入

 

Yahoo!やGoogleなどで検索した時に【広告】という記載がある『有料検索』の部分に広告を出稿し、この『有料検索』の部分からアクセスがあった場合に『有料検索流入』となります。

 

有料検索に関しては、自然検索とは違ってお金を払う事で検索結果の上位表示が可能です。

 

しかも、この有料検索はクリック毎に料金が発生する仕組みになっているので、検索結果の上位に表示されただけでは料金は発生しません。

 

料金は安いものだと1クリック10円以下で広告を打つことが出来ますが、高い場合には1クリック数千円となることもあります。

 

SNS流入

FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアからのユーザーがホームページにアクセスして訪問すれば『SNS流入』となります。

 

最近では、動画市場が大きく伸びているので、ユーチューブを活用したSNS流入も増えています。

 

外部サイトからの流入

 

誰かのホームページやブログなどに自分のホームページが紹介されていて、そのホームページやブログ経由でアクセスがあった場合を『外部サイトからの流入』と言います。

 

ただ、誰かのブログに紹介されるという事は、かなり優れたコンテンツを提供しなければ紹介されないので相当ハードが高いです。

 

直接流入

 

ブックマークやお気に入りなどに登録している場合にはGoogleやYahoo!などで検索せずに、ホームページアクセスすることが可能ですが、これを『直接流入』といいます。

 

日々更新するブログなどであればブックマークやお気に入りに登録してもらう事も可能ですが、行政書士事務所の事業用のホームページとなるとさすが難しいです。

 

行政書士のネット集客はどれを使うべき?メリットとデメリットを比較

 

ネット集客の種類 メリット デメリット
自然検索流入 コストが低い 即効性がない
有料検索流入 即効性がある コストが高い
SNS流入 コストがかからない SNSの運用スキルが必要
外部サイトからの流入 自然検索が増える可能性がある 不確実性が高い
直接流入 コストがかからない 不確実性が高い

 

上記はそれぞれのネット集客の種類の一般的なメリットとデメリットを表しています。

 

では、行政書士がネット集客をするのであればどれを使うべきかというと、自然検索流入・SNS流入・外部サイトからの流入がおすすめです。

 

理由としては、自然検索流入・SNS流入・外部サイトに関しては基本的に無料で行えるので、仮に失敗したとしても特に金銭的なリスクはないからです。

 

一方で、有料検索については効果的に利用できれば最も即効性があり、費用対効果がいい集客方法になるのですが、効果的に利用できるまでにはマーケティングをしっかり行った上でABテストを何度も繰り返して、アクセス数に対する依頼数の増加率を上げていく必要があるのです。

 

つまり、集客をする上では即効性+費用対効果があるものの、ホームページにアクセスが増えたからと言って確実に依頼が増えるというわけではないので、広告の運用次第では赤字になることも十分あるわけです。

 

行政書士のネット集客の始め方

 

ここからは行政書士がこれまで紹介したネット集客を始める方法について解説していきます。

 

自然流入を増やしてネット集客する

自然流入を増やす一番いい方法は『ホームページやブログで記事をたくさん更新する』という方法です。

 

たくさん記事を書くことで、GoogleやYahoo!のいろいろな検索結果において上位に表示されるので、ホームページやブログにアクセスが増えるというわけです。

 

ただ、あなたの業務におけるターゲット層が悩んでいる事や不安に思っている事などの見て役に立つ内容の記事を更新してください。

 

そうすることで、依頼したい内容についてネットで調べていた人があなたの記事を見つけて、そこから依頼に繋がる可能性があるからです。

 

くれぐれも“○○を食べてきました!”や“○○に行ってきました!”などのような記事では更新しないでくださいね。

 

全くあったこともない人が何を食べたかや、どこに行ったのかなんて誰も興味ないのでほとんどアクセスしてもらえません。

 

SNS流入を増やしてネット集客する

SNSで流入を増やすにはツイッター、ユーチューブなどでフォロワーや登録者数をまず増やす必要がります。

 

ここでも重要となってくるのですが、ツイッターやユーチューブで発信する内容はあくまでも“見込み客が見て役に立つ内容”です。

 

この“見込み客が見て役に立つ内容”を発信し続けることで、お客さんになってくれそうな人だけにアプローチすることが出来るから効率的にネット集客できるのです。

 

自分の趣味・趣向について発信していたらお客さんではなく友達が増えるだけですから、その点は絶対に気を付けてください。

 

外部サイトからの流入を増やしてネット集客する

外部サイトからの流入を増やす場合には外部のサイトに自分のホームページを紹介してもある必要があります。

 

ただ、待っていただけでは自分のホームページなんて誰も紹介してくれません。

 

では、一体そうすればいいのかというと、知り合いの士業の先生のホームページなどに紹介してもらえるように営業します。

 

もちろん、こちらだけお願いするのは悪いので、自分のホームページでも相手のホームページを紹介することを約束すると了承してもらいやすいです。

 

その他にも、上記でも少し紹介したように、役に立つ有益な記事を書いていると誰かが自分のブログで紹介してくるかも知れせん。

ネット集客を業者やWEBマーケッターに任せてみるのもあり

 

ここまでネット集客について紹介していきましたが、それでも実際にネットに詳しくない人がやるとなるとハードルが高いかもしれません。

 

特に、行政書士の通常業務をこなしながらとなると、ネット集客に費やす時間は限られます。

 

なので、そういった場合にはネット集客を専門としている会社に依頼するか、WEBマーケティングのコンサルティングを依頼してみるのも良いと思います。

 

ただ、ネット集客というのはかなり繊細なモノなので、依頼する相手によっては費用対効果が低いどころか、マイナスになる可能性も十分にあり得ます。

 

だから、ネット集客を業者やWEBマーケッターに依頼する場合には、本当にその業者(人)は信頼できるのかを慎重に選ぶことをおすすめします。

 

【WEB集客初心者向け】行政書士のネット集客の基礎知識と始め方まとめ

 

行政書士のネット集客についていろいろと紹介してきましたが、ここに紹介した内容というのは基本中の基本の内容ばかりで、ネット集客というのは本当に奥が深いです。

 

ま~、だからこそライバル業者にネット集客が出来る人がまだまだ少ないので、ネット集客を使いこなせるようになれば集客に困ることがなくなると言っても過言ではないかもしれません。

 

なので、はじめは難しいと感じるかもしれませんが少しずつ自分でネット集客・WEB集客について学んでいくことをおすすめします。

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