行政書士試験について

行政書士のおすすめ模試2021|伊藤塾・LEC・TACを徹底比較

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この記事を書いた人

長島 雄太

NAGASHIMA行政書士事務所

行政書士兼ウェブマーケター。ナガシマガジン運営者。サラリーマンとして働きながらウェブマーケティング会社を起業し独立。更にその後、仕事をしながら5カ月の勉強期間で行政書士試験に一発合格し、行政書士事務所を開業。

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「行政書士試験の模試は受けた方がいいの?」「模試を受けるなら何回ぐらい受けた方がいいの?」「どこの模試がおすすめ?」

 

これらは私が行政書士の模試を受ける前に思っていたことです。

 

そして、行政書士試験の模試を10回受けて本試試験に臨んだ私の体験談から言うと、模試はできるだけ早い段階からLECと伊藤塾の予備校模試、TACの自宅用模試を受けると良いと思います。

 

なぜなら、模試を受けることで自分の実力がどれぐらいなのか、どういった点が苦手なのか、どのような時間配分で解いていかなければいけないのかなど、自分の勉強方法に対するフィードバックを得られるからです。

 

私の場合はできるだけ早い段階で模試を受けたのですが、初めての模試では140~160点ぐらいは取れくかなと思っていたのですが、120点しか取れず自分の力不足にかなり落ち込みました。

 

ただ、模試を受けたことで学習時間が足りていないことを痛感し、自分の勉強スケジュールを修正できたのです。

 

仮に、模試を受けずにそのまま直前期で模試を受けていたら、直前に自分の勉強不足を知ることになる相当焦っていたと思います。

 

また、行政書士試験の模試を受けるのであれば、自宅受験ではなく出来るだけ予備校などの会場で実施される模試を受ける事をおすすめします。

 

理由としては、周りに人がいる行政書士試験と同様の状態で模試を受られるので、隣の人の問題を解くペースに惑わされたり、鉛筆でマークを塗りつぶす音などに免疫力が付くからです。

 

これが自宅の誰もいない静かな状態で模試を受けていて、本番にだけ会場で試験を受けたとすると、周りに受験生がいる事で集中できずに本来の実力を発揮出来ない可能性があります。

 

勿論、住んでいる場所の近くに模試を受ける会場がなければ仕方がありませんが、もし可能なのであればできるだけ早い段階から予備校の会場で模試を受けることをおすすめします。

 

以下では、実際に会場で模試を受けられる各予備校の模試を比較しながらおすすめの順に紹介していきます。

▼記事の内容はYouTubeでも解説しています▼

LECの行政書士の模試

日程 《2021年》
・到達確認模試
①7月16日(金)~
②8月20日(金)~
・全日本行政書士公開模試
③9月3日(金)~
④9月17日(金)~
・ファイナル模試
⑤10月1日(金)~
・厳選!直前ヤマ当て模試
⑥10月15日(金)~
受験料 ・模試パック(全6回)・・・16,500円
・到達確認模試(①と②の全2回)
・・・6,480円
・全日本行政書士公開模試(③と④の全2回)・・・6,480円
・ファイナル模試・・・1,100円
・厳選!直前ヤマ当て模試・・・3,300円
会場数 全国35か所
難易度 本試験と同等程度
おすすめ度

注意

上記の模試の日程はあくまでも例年行われる模試の日程をもとに2021年に実施される模試の日程を予想したものです。

行政書士の模試の中で最もおすすめなのがLECの模試です。

 

まず、なんと言っても最大の特徴は他の行政書士試験の模試が9月頃から始まるのに対して、LECの模試に関しては一番早いもので7月の中旬に実施されます。

 

7月で模試を受けて、自分にはどれぐらいの実力があるのかを確認し、行政書士試験までの残り4カ月の勉強スケジュールを、余裕をもって修正できます。

 

また、LECの行政書士試験の中でメインとなるのがファイナル模試で、受験者数が最も多く、しかも価格が1,100円と激安です。

 

だから、金銭的にあまり何度も模試を受けられないというのであれば、LECのファイナル模試だけ受けておくといいかもしれませんね。

 

因みに、模試の難易度に関しても基本的には本試験と同等程度の難易度なので、行政書士試験の合格までの距離を感覚的につかみやすいです。

 

2021年試験向けの行政書士試験模試の申し込み開始は6月頃開始予定のようです。

伊藤塾の行政書士の模試

日程 《2021年》
・中間模試
①9月10日(金)~
・最終模試
②10月15日(金)~
受験料 ・模試パック(全2回)・・・5,000円
・中間模試
・・・3,000円
・最終模試・・・3,000円
会場数 全国32か所
難易度 本試験よりもやや難しめ
おすすめ度

注意

上記の模試の日程はあくまでも例年行われる模試の日程をもとに2021年に実施される模試の日程を予想したものです。

 

次におすすめの行政書士試験の模試が伊藤塾です。

 

伊藤塾の模試は3000人近くの人が受ける最大級の行政試験の模試で、自分の実力が行政書士試験の受験者の中でどれぐらいに位置にいるのかを判断しやすいです。

 

模試の難易度はやや難しめですが本試験と難易度がかけ離れているわけではないので、本試験前に少し難しめの問題を解いて慣れておくのもいいかもしれません。

 

また、模試パックで購入した場合には1回当たりの受験料が2500円と安いという点は魅力的です。

 

ただし、模試の回数が9月と10月の合わせて2回しかないので、試験に向けた万全の対策をする上では少し物足りないかもしれません。

 

 

TACの行政書士の模試

日程 《2021年》
・実力チェック模試
①7/14(水)
・全国公開模試
②10月8日(金)~
③10月15日(金)~
受験料 ・実力チェック模試・・・3,500円
・全国公開模試
・・・3,700円
・勝利の模試セット(第1回+第2回セット)・・・5500円
会場数
難易度 やや難しめ~本試験と同等程度
おすすめ度

注意

上記の模試の日程はあくまでも例年行われる模試の日程を元に2021年に実施される模試の日程を予想したものです。

TACの行政試験模試に関しては予備校の模試よりも書店などで販売されている自宅用の模試をおすすめします。

 

なぜなら、本来であれば前回の模試の結果を受けて勉強方法を改善し、次回の模試で改善に対する効果検証を行いたいわけなのですが、TACの模試は1回目が10月の2週目、2回目が10月の3週目というように、次の模試までの間隔が1週間しかないので、改善に対する効果が出る前に次回模試を受けることになってしまうからです。

 

せっかく、勉強に対するフィードバックを得る目的で模試を受けるわけですから、前回の模試から少し時間を空けて模試を受けた方が効果的に活用できますよね。

 

 

大原の行政書士の模試

日程 《2021年》
・全国統一公開模擬試験Ⅰ
①9月18日(土)~
・全国統一公開模擬試験Ⅱ
②10月18日(土)~
受験料 全国統一公開模擬試験Ⅰ・Ⅱセット(全2回)・・・5,000円
・全国統一公開模擬試験Ⅰ・・・3,000円
・全国統一公開模擬試験Ⅱ・・・3,000円
会場数
難易度 本試験よりもやや易しめ
おすすめ度

注意

上記の模試の日程はあくまでも例年行われる模試の日程をもとに2021年に実施される模試の日程を予想したものです。

 

大原の行政書士試験に関してはあまりおすすめしません。

 

理由としては、LECや伊藤塾と比較しても受験者数が少なく、模試の難易度も本試験よりもやや易しめなので、LECや伊藤塾に比べて参考材料が少ないという点です。

 

また、大原の模試は難易度がやや易しめという情報もあるので、他の予備校の試験と比較するとあまり参考にならない可能性もあります。

 

ですので、他の模試と合わせて力試しで受けるのであればいいですが、模試を少数回しか受けない場合には他の模試を受けた方方がいいと思います。

 

受付開始時期は未定です。

おすすめはLECと伊藤塾の
模試を合わせて受験!

私は本試験前に模試を10回受験したのですが、その内訳は6回はLECの模試で、残りはTACの書店で販売されている自宅用の模試3回、フォーサイトの自宅用模試1回です。

 

しかし、個人的には自宅模試ではなく、伊藤塾の模試も受けておけば良かったと後悔しました。

 

なぜなら、各予備校によって模試の出題の仕方に癖があり解きやすさが違うので、いろいろな出題パターンに慣れておくことで本試験での対応能力が身につくからです。

 

なので、もし金銭的に余裕があるならLECと伊藤塾の予備校模試、TACの自宅用模試を受けると良いです。

 

勿論、模試を受けたからと言って絶対に受かるわけではありませんが、ここの金銭的な部分をケチって不合格になってしまって、もう1年勉強しなければならない時間的リスクを考えると決して高い買い物ではありません。

 

ま~、とは言っても金銭的な事情は人それぞれなので出来るだけ試験勉強に費やす金額を抑えたいという人もいると思います。

 

そういう人は書店で販売されているLECや伊藤塾の自宅用模試を代わりに使ってみても良いと思います。

 

ただし、自宅模試だと正確な自分の実力の判断が難しいというデメリットもあります。

 

なぜなら、記述の自己採点は難しいので「10~20点ぐらい?」という大雑把な採点でしか判断でず、合格基準点を超える実力が本当にあるのかどうかの判断が難しいです。

 

また、自宅模試だと模試の問題が簡単だったから高得点を獲れたのか、それとも実力がついて高得点が獲れたのかの判断が難しいです。

 

その点、予備校の模試だと平均点や順位などがわかるので問題の難易度に関係なく自分の実力をしっかり見極めるられます。

 

だから、出来れば予備校で模試を受けることをおすすめしますが、予備校の模試が受けられないという人は模試を受けないよりはマシなので、自宅模試を利用するのがいいです。

【まとめ】
行政書士のLECと伊藤塾の予備校模試
TACの自宅用模試がベスト

 

行政書士試験を受ける人の中には1度も模試を受けずに本試験に臨む人も多いようですが、最低1度はどこかの模試を受けておいた方がいいです。(できれば早い段階でたくさん!)

 

実際に私の経験談からも、最初に模試を受ける前と受けた後では勉強の仕方や取り組み方が一気に変わったので、本当に受けておいてよかったと思いました。

 

以下の記事でも詳しく紹介していますが、私が初めて行政書士の模試を受けた時の点数は120点で自分の実力の無さを痛感しました。

 

恐らく、早い時期から模試を受けていなかったら勉強時間の足りなさに気づくことがでいず、不合格になっていたと思います。

 

ですので、何度も言っていますが、勉強の方向性を確認する為にも模試を速い段階からたくさん受けることをおすすめします。

 

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